和食麺処サガミ―その名前を聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?和食のファミレスのイメージ。そんなサガミで、まだ20歳前後の中居さんの神対応に一気に好印象になった件。
期待ゼロで訪れた和食麺処サガミ
正直、私はこの日ただ寒さで冷えた内臓を温めるため「味噌煮込みうどんが食べたい」というシンプルな欲望に従って、ふらっと和食麺処サガミへ向かいました。
私は「ファミレスの価格帯よりは、ややうえの和食を提供するファミレス」といった程度の認識。
そのため、正直言って接客にも特に期待することなく、体が温まればいいやと行ってきました。
店内ではスタッフは忙しそうに動き回り、ファミレスらしい慌ただしい雰囲気が漂っていました。入店して特に目新しいものはないが、久しぶりのサガミ。
メニューの豊富さは知ってる。
味噌煮込みと思いつつ、他にいいメニューはないだろうかと席についた。
20歳前後の若い中居さんの登場
席に案内してくれたのは、まだ20歳前後と思われる若い女性の中居さん。
最初の印象は、どこにでもいそうな普通のアルバイトスタッフといった感じ。
しかし、その印象は、彼女が最初の一言を発した瞬間に一変したのです。
「本日はご来店いただきありがとうございます。お席はこちらでよろしいでしょうか?」
言葉は一般的な接客用語なんだが、
その声には、柔らかくも凛とした響きがあり、何よりも「お客様を大切に思っています」という気持ちが伝わってきたのです。特別な言葉遣いや作り笑いではなく、自然体の中にも温かさが感じられる。
なんだこの感覚!
おもてなしの真髄に触れる
その後も彼女の接客は、ただの作業的なものではなく、メニューの説明も丁寧で、料理について質問すると、「少々お待ちくださいね」と笑顔で確認してくれる姿勢がとても好印象。
サガミといえばテーブルいっぱいに広がるお盆で提供される。
その為、テーブルの上にあるものを時には移動しないと置けない事もあるのだが、ちゃんと「こちらをを少し寄せてもよろしいでしょうか?」と了承を得るその立ち振る舞い。
何という気持ちのいい
私が経験しているファミレスでは、お断りもなく開いているスペースに、放り込むというのが経験則。
気持ちを形にする接客術
彼女の接客から感じたのは、ただ言葉を並べるだけでなく、その言葉に心を込めているという点です。一つひとつの行動が、お客様の気持ちに寄り添ったものでした。そして、その心遣いが形となって表れることで、こちらも自然と笑顔になる―そんな心温まる体験でした。

一応食べた料理も載せておこう。
みそ煮込み和膳、なんでもみそ煮込み販売数全国1位だそう。
まあ名古屋にお店が多いのもあり、必然的になるだろうとは思う。
・・・
心温まる体験が教えてくれたこと
今回の訪問で私が感じたのは、「期待していなかったからこそ、より感動が大きかった」ということ。そして、それを可能にしたのは、若い中居さんの「人としての温かさ」でした。
サガミというお店は、もちろん料理も美味しく、価格も手頃で満足のいくものでした。しかし、それ以上に心に残ったのは、彼女の接客によってもたらされた「おもてなし」の精神です。ファミレスという枠を超えた心遣いに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「和食」といえば、細かな配慮や気遣いも合わさって和食といえるのではないかと、この接客で気づかされた。
「接客」という仕事の奥深さを改めて実感しました。どんな場所でも、人の心に触れる瞬間がある―それを教えてくれた彼女に、心からのありがとうを伝えたいと思います。
皆さんもぜひ、和食麺処サガミを訪れてみてはいかがでしょうか?もしかしたら、私と同じような心温まる体験が待っているかもしれません。
和食麺処サガミのサイト
コメント